【子育て・投資】学資の検討 part1
学資に関して最初検討したこと
~ 株式投資と保険はどちらがいいのか ~
学費はどれくらい必要か?
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幼稚園から大学までの進路別学費合計を調査した。
出典:日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査」(2019年度)
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全て公立で約1,000万円、全て私立では約2,500万円かかる。
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自分たちの子供は保育園、小学校、中学校は公立、高校は可能であれば公立に行ってほしいが、私立に行く可能性を考えると赤枠の箇所となる。
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保育料無料、高校の授業料が無料となっていることから教育費としては1000万はかからないかもしれない。
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大きなお金が必要になるのは大学費用である。大学は教育費以外に、大学の入試費用、一人暮らし費用と考えると大学時代に備えて子供1人につき1000万は用意しておきたい。
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学資を準備するツールとしてどのような物があるのか?
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まとまったお金が必要となる時まで時間(約18年)がある為、お金を運用して賢く準備したいと考えた。
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シミュレーションを使用し、投資金額に対する見込み金額を確認する。
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運用してお金を増やす方法として以下の方法を検討した。
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保険
従来からある学資保険は、利益を期待できるような商品は無く、外貨建ての生命保険で代用することを検討した。
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外貨建ての生命保険
【選定ポイント】
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期間を決めた払込型である
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高い解約払戻金のリターンを見込める
保険会社 保険商品名 リターン 為替手数料 MetLife USドル建終身保険ドルスマート S 払込後3%/年を保障
(試算表では20年後124%)片道50銭/ドル オリックス生命保険 米ドル終身保険キャンドル 未記載
(試算表では20年後125%)片道1銭/ドル 【確認事項】
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投資期間とリターンは妥当なのか
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保険会社はどこで利益をあげているのか
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投資
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株式投資
【調査内容】
株式投資でどれ程のリターンが得られるのか
【参考書籍】
【調査結果】
- 株式投資の教科書といえる上記書籍に以下のような図が掲載されている。
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未来は不明瞭な部分もあるが、過去実績からすると株式投資を行う場合、20年で最低6%のリターンが期待できる。
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長期間投資を行うことで、損する確立を限りなく低く抑えることが可能である。
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保険での運用見込みと、投資での運用見込みを比較する。
【比較前提条件】
運用年数 払込年数 年払込額 20年 10年 50万円
(月額4.16万円)【比較結果】
比較対象 10年後見込額 10年後返戻率 20年後見込額 20年後返戻率 払込額累計
(銀行貯蓄)500万円 100% 500万円 100% メットライフ 458万円 92% 618万円 124% ORIX生命 356万円 71% 624万円 125% 株積立運用
(年利1.5%)543万円 108% 630万円 126% 株積立運用
(年利3%)590万円 118% 793万円 158% - 保険会社で20年運用を依頼した際の解約返戻金の見込み額は自分自身で年利1.5%で運用した場合の見込み額と同程度の結果となる。
メリットとデメリット
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保険、投資のメリット、デメリットをそれぞれ検討した。
対象 メリット デメリット 向いている人 保険 ・万一の保障ができる
・所得税・住民税を軽減できる
・リターンが保証されている
・投資の知識が不要・すぐに解約すると損をする
・保険商品としての手数料がかかる
(投資金全てを運用に回せない)・万が一の保障を付けたい
・リターンは多少、少なくてもいいが任せきりで確実な運用をしたい株式投資 ・お金のコントロールが自由
(途中で引出すことが可能)
・保険に比べて高い金利・元本割れのリスクがある
・知識が必要・多少リスクを取ってでも大きなリターンを見込みたい
・保険は他に入っているのでこれ以上入る必要はない
・株式投資に興味があり勉強したい
結論
- 自分自身で株式投資をし、学資の準備を行う。
【理由】
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生命保険は別の保険会社で入っている為、これ以上入る必要はない。
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以前から株式投資に興味がありやってみたかった。
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少しでも多くのリターンを見込みたい。
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